円交少女についての話

おはこんばんにちは。

私の好きなゲーム円交少女シリーズについて書いていきます。ネタバレ全開で構成考えるのめんどくさかったからチラシの裏のメモ帳みたいにとりあえず形に残したいだけだから箇条書きで書きます。考察も入ってんのかな。知らんけど。

 

抜きゲーではなく強いメッセージ性を感じる作品でしたので未プレイの方はぜひプレイしていただきたいです。

Frill公式サイト

 

 

以下プレイ前提で書き進めているので未プレイの方はブラウザバックお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

 

ゆっきーについて

褐色JKえっろ。失礼しました本音が漏れました。

前提条件としてゆっきーが援交をしたきっかけは「これまで自分を保っていた陸上というものが怪我によって無くなりそれを失ったことによって空っぽになってしまった。そしてそこに同じく空っぽのまんまのパコが救いの手として援交を勧めた。」話。

手段はどうであれ陸上によって保たれていた自分を無くしてしまっていたゆっきーが援交によって自身の存在を周りに認められ自分を保つことが出来、それによってゆっきーはまた立ち上がれて救われた話だと思います。

 

真鈴について

おっぱいでかいのにスタイル良くてえっちすぎんだろ....。失礼しました。また本音が漏れ出ました。

前提条件として真鈴が援交もとい枕をしたきっかけは「ジュニアアイドルとしてはもうやっていけない。そのため幼い頃からの夢であったアイドルとして売れていきたい。しかし思うように行かない。そんなところに先輩の会社にいきパコと出会い枕をすることになる」話。

彼女自身は元々ボイトレダンスなど真面目に努力しているが事務所と上手くいかないこともありチャンスに恵まれなかった子って印象を持っています。しかし、枕をしたことによってチャンスを掴みトップアイドルになれました。ここまでは幸せ。では何故ここで終わらなかったのでしょうか?

OPの「残光ルミネセンス」を見たらわかりますが、2番冒頭にある

「愛も未来も満ち溢れてた

でも本当に求めてたもの

どこを見渡してもなかった」

このように彼女もまたゆっきー同様空っぽの人間でした。そして彼女の最初求めていたものとは、ED後にあるセリフから

「この道の先に私の居場所があるんだって思ってた。そう思いたかった。」

「もっと上に行ったら・・・きらきらする場所に立ったら私も、みんなも・・幸せになるんだって思ってた」

の部分から、最初は「アイドルとしてきらきらする場所」を求めていたのですが、AV出演を告知する際に自身について向き合い振り返った結果が次のセリフである

「でも、そんなの嘘

 本当は、わかってたんだ」

に繋がったんだと思います。

じゃあ結局彼女の求めていたものは何だったの?ってなりますが、それはED前に親に謝罪したこと、枕がバレる前のアイドルとしての自分を好きだったみんなさようならということから「黒川真鈴」という一人の人間の存在を認めてくれる人だと思います。

そのため最後に枕をしていたと知ってもなおアイドルとして出たステージに動かされ心の底から心配してくれる人たちを得ることが出来たため最後には救われた話だと思っています。

 

パコについて

パコの存在とは。タイトルのために援交を円滑に行うために必要なキャラだったのか?私の考えは違います。正直パコは1作目の終盤のシーンの影響でこれまでの行動全てが演技だったのか。悪いやつなのか。など様々な感想を持ちました。

しかし、思い返すと1作目ではゆっきーと再会した際の発言、ゆっきー卒業を祝う所、2作目では社長に物申すところ(忘れたから確認する)、真鈴のステージに感動するシーンは紛れもなく本心だと思います。

まず再開して別れ際のセリフでは

「中学の頃に戻りたい。あの頃は何もなかったけど、私が欲しかったのはこういうものじゃなかった。助けてよ。」

このセリフゆっきー視点の回想と併せてもパコは自身の肯定感が低く「何も無かった」と捉えることが出来ます。

・パコの欲しかったものとは

それはOPの「null」に記載されています。 

前提としてOPはゆっきーに再会する前のパコについてのお話。

そして彼女が欲しかったものそれは2番の歌詞にある

「君と出会ってへらへら 期待はずれ仲間はずれ だから一緒になりたいのかな」

の部分からパコ自身の欲しかったものそれは「友だち」では無いのでしょうか?あるいは「仲間」かな。そのため、「私が欲しかったのはこういうものじゃなかった」これは多分友だちとも仲間とも言えないレイドくんやホストクラブの店長のような人達との関係だと推察します。中学時代のパコは友だちがいなかった、そして卒業して唯一とも言える友だちゆっきーとも切れてしまう。切れてしまった理由として歌詞にある

スマホの同期ミスして思い出吹き消し きれいに無くす足跡」

部分からスマホの引き継ぎミスってしまってゆっきーの連絡先がわからなくなってしまった。そしてゆっきー自身は陸上が上手くいったり元々人当たりのいい方だったのでわざわざ連絡を取る必要がなかったのかも知れませんね。

その結果友だちを失ってまた1人になってしまった何も無いパコは自暴自棄になって援交を始めそれにより救われた人間なのではないでしょうか。

 

パコはなぜ援交を勧めたのか。

それは歌詞にある

「深夜三時の過ち お薬でチャラにして 可能性を無くして未来に、バイバイ」

から推察するに自身の未来は諦めている。しかし他の人には諦めて欲しくない。そのため、心が空っぽになった少女たちの心を埋める手段として援交を勧めたのではないでしょうか。1と2共に空っぽの2人は援交を行った結果心を満たす物を手に入れることが出来たためそう考えてるのですが都合が良すぎるかもしれませんし、パコに対する私の願望が入っていると思います...。

 

終わり

とりあえず以上になります。今の所二作を通じて感じたのは心が空っぽの子が満たされて輝きを放つっていうところがテーマのひとつなのかな?と思ったり。円交少女自体5部作のようなので次作ではどんなシナリオになるのか。また、今度はどんな空っぽの子が出てパコがどう立ち回るのか気になります。パコが出るかは不明ですけどね。彼女自身について歌ではなく作品として出してもらえたりすると嬉しいかな。

また、Ascensionについてはまだ考察が終わってないのでプレイし直してから取り掛かろうと思います。

 

補足

下記サイトに記載されてますがnullがパコの歌という部分にも触れられてたりする為読む価値がかなりあります。

エロゲーの可能性への挑戦/ビジュアルアーツ「Frill」ディレクター丘野塔也氏インタビュー